
こんにちは、鈴木です。
皆さんは「プロップトレーダー」という言葉を聞いたことがあるでしょうか?
私も「プロップトレーダー」という言葉を知ったのはつい最近のことです。
私の場合は「プロップトレーダー○○」というネーミングでユーチューブに動画を投稿している人がいて、そのネーミングに興味を持ってネットで調べたんですね。
そうするとこんな説明をしてくれている会社がありました。

参照元:Turn Trading株式会社
プロップファームとは投資家からの資金を預かって運用する ヘッジファンドとは異なり、 自己資金のみを自己の利益のために運用する 投資専門会社です。
プロップトレーダーというのはその会社の資金を使ってFXや先物、株のトレードを行う人のことを指すようです。
自分のお金でトレードを行うのではなく、会社のお金でトレードをして儲けを出せたら成果報酬としてそのうちの一部をもらえる仕組みになっています。
成果報酬についてはTurn Trading株式会社さんはおおよそ利益額の50%となっていますが、プロップファーム会社によってその割合は違います。
トレードの損失は負担しないと書いていますが、結果がでなければ契約解除はされるでしょうね(^^;
プロップトレーダーになるためにはTurn Trading株式会社さんのようなプロップファーム会社に応募をして、トレードで定期的に利益をあげられることを証明しなければならないようです。
それが証明できてようやく一員として認められて会社の口座の資金でトレードさせてもらえるようになるということですね。
プロップトレーダーとファンドトレーダーの違いとは?
前述でヘッジファンドは顧客から預かる資金で運用し、プロップファームは自前の資金で運用することはわかりました。
運用資金の出所が違うだけで、あとは一緒であると思うのですが、どうやら他にも違う部分はあるようです。

参照元:Turn Trading株式会社
これを読む限り、ファンドトレーダーは結果がでないとかなり厳しい立場にたたされそうですね。
結果がでないということは、顧客は儲からないわけです。
ですから、顧客が資金を全額引き出して別のファンドに移行するので、トレード資金がその分減ることになります。
当然、トレードするポジションもそれにあわせて縮小しなければなりません。
それだけならいいですが、自分が結果をだしていたとしても他のファンドトレーダーが結果がでていなくて多くの顧客が資金を全額資金を引き出した場合、ファンドがつぶれる可能性もあります。
そうなると別のファンドにファンドトレーダーで応募して雇ってもらわないといけません。
プロップトレーダーの場合は、プロップファームのオーナーの会社の資金で運用するわけですから、ファンドのように顧客が資金を引きあげてトレードできなくなるというリスクはなさそうです。
自分が多少トレードで失敗してもプロップファームのオーナーが過去にトレーダーだったケースが多いことからしばらくはトレードを続ける機会を与えてくれて挽回するチャンスもありそうですね。
報酬の支払い方法については「ファンドは年に1回と別途ボーナスが支給される」のに対して「プロップファームは月に1回と別途ボーナスが支給される」ということです。
大きな違いは「年に1回もらえる」か「月に1回もらえるか」といったところでしょうか。
ここからは私の見解です。
ファンドトレーダーは他のファンドトレーダーから学びを得る機会やアドバイスを受ける機会はおそらくありません。
それぞれが個人商店のような形でやっているからです。
それに対してプロップトレーダーはチームの一員としてやっていくので、組織としてのリスク管理ルールが設けられていたり、他のプロップトレーダーから学びを得る機会やアドバイスを受ける機会があります。
自分の新しいトレード戦略を見つけられる可能性もありますし、サポートも受けれることからトレードのストレスも軽減されるでしょう。
ただ、大きな資金でトレードを任されるためには、トレード技術だけでなく信頼関係も構築しなければならないでしょう。
ファンドトレーダーの場合は、結果がすべてなので信頼関係などは二の次でしょうが・・・
ここまで読んで興味を持たれた人は一度プロップファーム会社に応募してみてはいかがでしょうか。
プロップトレーダーを募集している会社(2019/10/5現在)
FXトレーダー(プロップトレーダーではない)を募集している会社