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仮想通貨購入で有効なドルコスト平均法とは?


こんにちは、鈴木です。

 

 

今回は、仮想通貨で高値掴みをした人に有効なドルコスト平均法について書いていこうと思います。

 

 

ドルコスト平均法とは一定期間、定期的に一定額を購入(投資)し続ける方法のことを言います。

 

 

一定期間とは、1年間でも、10年間でも構いません。

 

 

定期的にというのは、毎月でも、毎週でも、毎日でも構いません。

 

 

ドルコスト平均法の利点としてよく取り上げられるのが、「高いときには少し買い、安いときにはたくさん買うことができる」という点です。

 

 

例えば、ドルコスト平均法を使い、毎月3万円を仮想通貨のビットコイン(BTC)に投資すると以下の表のようになります。

(価格は実際の値動きに基づいていません)

 

 

◆毎月3万円をビットコイン(BTC)に投資

  投資金額 BTC 価格 購入した BTC
1月 3万円 10万円 0.30000 BTC
2月 3万円 20万円 0.15000 BTC
3月 3万円 30万円 0.10000 BTC
4月 3万円 70万円 0.04286 BTC
5月 3万円 120万円 0.02500 BTC
6月 3万円 150万円 0.02000 BTC
7月 3万円 200万円 0.01500 BTC
8月 3万円 260万円 0.01154 BTC
9月 3万円 160万円 0.01875 BTC
10月 3万円 90万円 0.03333 BTC
11月 3万円 80万円 0.03750 BTC
12月 3万円 70万円 0.04286 BTC

 

ボラティリティ(価格の変動)が激しい仮想通貨では、ドルコスト平均法の特徴が際立つパターンです。

 

 

例えば、BTC価格が「10万円のときには3万円で0.3BTC」を購入できますが、「200万円のときには20分の1の0.015BTC」しか購入できません。

 

 

逆にBTC価格が3分の1に暴落したら、同じ資金量で3倍購入できることになります。

 

 

ドルコスト平均法の効果は以下の通りです。

 

◎価格が安いときにたくさん買えるので、平均購入価格を下げる効果がある

 

◎価格が高いときには少ししか買えないため、購入意欲を抑制する効果もある

 

 

大衆心理というものは相場の価格が上がれば買い意欲をそそられて買いたくなるものですし、逆に、下がれば買い意欲がそがれて買いたくなるものです。

 

 

投資の基本は「安いときに買って、高くなったら売る」です。

 

 

その逆をしてしまう人間の弱さをコントロールしてくれるものが、ドルコスト平均法というわけです。

 

 

ですから、実際にドルコスト平均法は、金の積み立て投資や、積み立て投資信託、積み立て保険などにも応用されています。

 

 

しかし、「最終的にどこで全部売却してしまうのか?」という出口戦略については全く触れられていません。

 

 

投資の目的は「お金を運用してお金を増やす」ことです。

 

 

ドルコスト平均法で定期的に購入しても、最後に売却する時に投資金額を下回る、つまり損失になっていたらダメなわけです。

 

 

ですから、どの価格で売却するのかは考えておかなければなりません。

 

 

そのためには「チャート」を確認する必要があります。

 

 

「チャート」というのは「価格を示す図」のことです。

 

 

下の図は私がドルコスト平均法で購入している仮想通貨NEM(XEM)のチャートです。

 

●XEM/JPY(日本円建てのNEMチャート)

 

(クリックすると拡大します)

 

 

チャートを見ての通り、最大で240円まで価格が上昇し、その後3円まで下落していますが、今やっと上昇し始めているところです。

 

 

2020年2月8日時点での週足のチャートですが、このチャートをみると10円~13円あたりが直近の上昇目途です。

 

 

この10円~13円のあたりで価格が上下して最後はそこから3円まで下落しているので、この価格間を上に抜くのは相当厳しいと判断できます。

 

 

ですから、一旦売却するとしたらこの10円~13円あたりになります。

 

 

これが「出口戦略」です。

 

 

ドルコスト平均法で平均購入単価が4円、5円の人はここで一旦売却して利益を確定しておくのがベストでしょう。

 

 

ただ、XEMの平均購入単価が14円以上の人はそこで売却すると損失になってしまいますので、売却はできないと思います。

 

 

そのような人は、2020年2月8日時点でのXEM価格は6.4円なので、XEMの買い増しを行ってXEMの平均購入単価を下げることに努めるしかありません。

 

 

XEMがずっと存在し続けるのであれば、5年から10年はかかるでしょうが、これからはブロックチェーンの時代なので、XEMが前回の最高値の240円まで到達する可能性は十分にあります。

 

 

それだとそこまでに到達するまでの節目の価格がチャートからわかりますので、各々が利益確定をおこなうことができます。

 

 

しかし、今回のカタパルトでXEMはアップデートされずに新しくSymbolブロックチェーンのトークンが「XYM」という形で別物になりますので、XEMの存続自体が怪しくなりました。

 

 

NEM財団はXEMは残すことを明言していますが、仮想通貨取引所がXEMを残すことは考えにくく、ずっと持ち続けても価格は上昇せず、下落し、取引高が減少し、取引所に売買手数料が入らなくなり、最終的にはXEMの上場廃止も考えられます。

 

 

そうなるとそれまでにXEMの購入に費やしたお金がほとんど残らない可能性もでてきます。

 

 

ですから、今回の場合は「XYM」が付与されたら、その時のXEM価格がどうなっていようが、損失がでたとしても売却するほかありません。

 

 

悲しいですが、これも「出口戦略」です。

 

 

ただ、新カタパルトトークンの「XYM」の価格は未知数です。

 

 

仮想通貨Lisk(LSK)のようにステーキングができるようになりますので、価格は今のXEM価格よりは上にいくことは間違いありません

 

 

仮想通貨取引所コインチェックがLiskのステーキングサービスを発表してからLSKの価格は2倍になった事例があるからです。

 

 

仮想通貨取引所に上場された後の「XYM」のチャートを確認しつつ、Symbolブロックチェーンの実用例を確認しつつ、一部売却する、全部売却するなど出口戦略をしっかり考えておけば、トータルでは利益がでるはずです。

 

 

投資は短期で考えると損してしまいますので、5年、10年で考えてドルコスト平均法の考えでやっていくのがベストだと私は考えます。