
こんにちは、鈴木です。
今回はFXで勝てない人と貯金できない人の共通点について書いていきます。
題名を見る限りなんとなく共通点があるんだろな、とは皆さん思われると思います。
まずは貯金ができない人の特徴をあげますと
・支出を気にしていない
・いつのまにかお金がなくなっている
この2点があります。
支出を気にしない人はクレジットを使って買い物している人が多いです。
クレジットで買い物するほうが現金で買い物するよりポイントが多くつく仕組みになっているので、クレジットで買い物をしてしまうんですね。
消費行動を促そうとするクレジット会社とお店の策略にまんまとひっかかっているともいえます。
いつのまにかお金がなくなっている人というのは、「財布に10000円入っていると思っていたら気づいたら3000円しか入ってなかった」というパターンの人ですね。
いずれにしても
お金の管理が全くできていない
出ていくお金を気にしていない
のが特徴です。
では、次にFXで勝てない人の特徴をあげていきます。
・トレードをするときに利益側だけ考える
・ポジションサイズ(ロット数)が大きくなる
トレードをするときに利益側だけ考えるというのはその言葉通り、利益になることだけを考えて負けた時の金額を考えていないということです。
例えば、ドル円を105円で買って110円になったら売ろうと考えます。
値幅が500pipsなので、50万通貨買いポジションを持てば250万円の利益になるぞ!
よっしゃあ!50万通貨でロングしよう!
というように「利益がとれる側面だけ」都合のいいように考えて欲望のままに損切りをいれずにトレードをして、気づいたらとんでもない額の損失になっていた・・・
このように利益のことだけを考えると自然とポジションサイズ(ロット数)も大きくなってしまいます。
あと、こういう人は数百倍のレバレッジで取引できる海外FX会社を使う傾向があります。
「FXで負けた時の金額を考えていない」ということは「出ていくお金を気にしていない」と同じですから貯金ができない人はFXでも勝てません。
他にも貯金ができない人とFXで勝てない人の特徴はあります。
それはすぐにブレる点です。
貯金ができない人は頑張って貯金をしようと思っても欲しいものがあるとそれまで貯めたお金から買ってしまいます。
要するに貯金をしようと計画をたてて、実行している最中に欲しいものがあるとそれまで貯めていたお金を使ってしまうということです。
FXで勝てない人は自分で作ったトレードルールを守れずにその時の流れを見てトレードをしてしまいます。
「貯金をする」という計画をたてたのに「欲しいもの」で計画をつぶしてしまう・・・
「自分で作ったトレードルールを実行する」という計画をたてたのに「その時の流れでトレード(とびつきトレード)」をして計画をつぶしてしまう・・・
両者に共通するのは
「その場の欲望に負けてしまった」
この点です。
計画をコロコロ変えるというのもそうですね。
その計画自体に問題がなかったのか?
計画を実行できなかったのはなぜなのか?
こういったことを振り返ろうとしないのも両者に共通することです。
では、このような状態からどのように脱却すれば良いのでしょうか?
一言でいえば
管理をすること
これにつきます。
貯金ができない人は「毎月収入の4分の1は貯める」などと貯金額をきっちりと決め、安易にその貯めたお金を使えないように積み立て定期にしておくなどすれば良いです。
定期だと解約するのはめんどくさいですし、解約手数料も発生しますから簡単にはそこに貯金したお金は使えないはずです。
このように自分で管理できないなら「管理できる方法」を考えれば良いのです。
FXで勝てない人は「過去検証」や「トレード記録をつける」ことをすれば良いでしょう。
自分で作ったトレードルールで勝てるのか過去のチャートを使って検証します。
そこで「どういった相場で勝ちやすいか?負けやすいか?」を分析し、「勝ちやすい相場でしかトレードをしない」と決めます。
決めたらデモトレードを開始します。
トレード記録をつけて、ルール通りにトレードできているか確認をします。
トレード日記をつけることで、ルール通りにトレードしなかった場合
「なぜルール通りにトレードできなかったのか?」
「エントリーポイントがなさすぎてあせってトレードしてしまったのか?」
「負けを取り戻そうとしてトレードをしてしまったのか?」
など問題点が分析しやすいのです。
それによってトレード手法自体を見直すかもしれないですし、自分のライフスタイルではデイトレードには向かないのでスイングトレードに切り替えることもあるかもしれません。
決めたルールを淡々と実行するにはこのようなプロセスをふむ必要があります。
FXで勝てない人は一度このあたりを見直してはいかがでしょうか。
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