
今回はFXをスマホでやらないほうが良い理由について書いていきます。
現在はスマホでトレードをやることが当たり前の時代になりました。
でも、私はスマホにはFX取引アプリをいれておりません。
つまり、スマホから取引はしないようにしています。
スマホでトレードできることは非常に便利です。
通勤の合間とか家事をしながらパッと見れたりとかトイレにいっている時もチェックできますし、あらゆる場所で常にスマホからFX市場にアクセスできます。
このように便利なのですが、ここに大きな落とし穴があります。
何が落とし穴かというと
常にアクセスすることができる
これなんです。
例えば、パソコンを使ってトレードする場合はちゃんと机やテーブルの椅子に座ってやりますよね。
パソコンをたちあげて、その後にチャート画面をたちあげて取引をします。
一定の準備があるので、「今からやるぞ」っていう風に決めてFXをすることになります。
しかし、スマホの場合は一定の準備が必要なく、常にFX市場にアクセスすることができます。
仕事中についついスマホでチャートを見てしまったりとかありませんか?
本来の自分の本業に集中することができなくなってしまったり、常に上の空の状態に陥りやすいです。

常に相場のことを考えてしまう。
トレードのことを考えてしまう。
含み損は今いくらになっているかな?
損切り注文にひっかかってなっていないかな?
含み益はどれくらいでているかな?
含み益は減ってないかな?
など、常に気になっている状態になりやすいのです。
相場には欲望とか恐怖とか渦巻いているわけですが、ずっとそこに意識を向けてスマホで見続けていると相場の値動き(上昇、下降など)に翻弄されます。
本来なら冷静な状態でチャートを分析できて、落ち着いた状態でいられるはずなのにスマホでチャートをずっとみているとソワソワしてきたりします。
ああ、今トレードしていたら利益がとれていたのに!
と余計なことを考えてしまうことになります。
それを見なかったらそんなことは思わないわけですよね。
でも、見てしまう・・・
無駄に情報を得ることによって「チャンスを逃した」みたいな焦りの気持ちが生まれたり、「今ので〇〇円稼げていたのに」みたいな執着が出てきたりとか「取返しにいこう」みないな気持ちが出てきたりしてどんどん感情が乱れていって相場の欲望や恐怖といったものに自分がのみこまれていってしまうのです。
FXでスマホをやるというのはそのような危険性があるわけです。
そうなると自分のIQやEQが下がってしまい、FXの負け組の人達と同レベルもしくはそれ以下になってしまう可能性が非常に高いです。
冷静な判断ができずに高値掴みしてしまったり安値掴みしてしまったりします。
人はいろんなものに影響を受けやすい生き物です。
ちゃんと自分自身を保つことができないと相場で生き残ることは非常に難しいです。
FX業者がなぜスマホで取引できるアプリを提供しているか考えたことありますか?
顧客のために便利なものを提供したいという思いで取引ツールアプリを開発したと思っていませんか?
表向きはたしかにそうです。
FX業者の利益は顧客が取引回数を増やしていけばいくほど、スプレッドという手数料収入が増えていきます。
スマホだと依存症もありますし、今まで述べたようにスマホだとトレードで負けやすいのでそこを狙っているのでは?
と個人的には思います。
日本のFX業者は店頭取引ですので、顧客の勝ちはFX業者の損につながりますし。
熟練のトレーダーでしたら自分自身をコントロールできるので、スマホでも勝てますが普通の人はそうはいきませんからね。
トレードをやる時は集中してやることが大事ですので、私はパソコンでトレードするほうが良いと思います。
あと、私が「ドル円だけ」とか「ユーロドルだけ」とかでトレードしないで複数の通貨ペアでトレードしているのは、1つの通貨ペアに集中してしまうと相場をフラットな状態で観察できないからなんですよね。
このような形で複数の通貨ペアを観察しています。
スマホトレードで負けまくっている人は一度スマホでトレードすることをやめてみてはいかがでしょうか?