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FXのレバレッジとは借金のことである


こんにちは、鈴木です。

 

 

今回はFXのレバレッジの正しい活用方法について書いていきます。

 

 

FXといえばレバレッジ、と言えるほど「レバレッジをかけることのできる点がFXの最大のメリット」というイメージが定着しているようです。

 

 

しかし、これはあまりにも簡単なイメージです。

 

 

レバレッジはFXの1つの面にすぎません。

 

 

「レバレッジはテコの原理」とだけ説明しているだけの本やインターネットが多く存在しています。

 

 

こんな知識だけでFXでレバレッジ取引を始める人が多いのですから、本やインターネットの罪は重いです。

 

 

では、レバレッジとは何なのでしょうか?

 

 

レバレッジとは、一言でいうと「借金」のことです。

 

 

「レバレッジを利かせる」とは、自己資本だけでは投資額が小さく収益性も小さいので、資金を何倍も借り入れて投資額を大きくしながら収益性も上げる、という意味になります。

 

 

レバレッジを利かせれば、収益性が上がる一方で、リスクも大きくなります。

 

 

リスクが大きくなるとは、損失が生じた場合の絶対損失額が増えることを意味します。

 

 

レバレッジとしてわかりやすいのは、住宅ローンです。

 

◆住宅ローンのイメージ

 

 

マイホームを購入するとき、全額をキャッシュで支払える人はそれほどいません。

 

 

多くの人は自己資金を頭金として準備したら、残りは銀行や公庫からの借り入れに頼ることになります。

 

 

5,000万円の物件を購入するとして、頭金を1,000万円準備している場合は、4,000万円の借り入れが必要です。

 

 

5,000万円のうち5分の1の1,000万円しか資金がないので、この場合のレバレッジは5倍です。

 

 

この人は、4,000万円の借金を背負うことになります。

 

 

借金は返さなければなりません。

 

 

万が一、返せなくなったときには、担保となっている家が差し押さえられます。

 

 

ただし、その借金を背負うというリスクの見返りに、キャッシュでは到底買えない物件を今すぐに手に入れることができるわけです。

 

 

FXのレバレッジも一緒です。

 

◆FXのイメージ

 

 

レバレッジ5倍で運用する場合、自己資金(証拠金)100万円で500万円分の外貨ポジションを持つこともできます。

 

 

リスクも最大5倍になりますが、利益も最大5倍になります。

 

 

繰り返しになりますが、レバレッジとは借金のことです。

 

 

借金をすれば自己資金だけでは買えない大きなものが買える一方で、返せなくなったときのダメージが大きい、という単純な話なのです。

 

 

ここで誤解してほしくないのは、借金自体は悪くありません。

 

 

無理な借金や無計画な借金が悪いのです。

 

 

FXで言えば、最大レバレッジ25倍で取引できるFX会社で、レバレッジ25倍近くのポジションを保有するといった無謀なトレードのことです。

 

 

ほとんどの人が「レバレッジ25倍が可能」と聞くと、25倍のレバレッジを掛けなければならないと思い込む人がいます。

 

 

しかし、レバレッジ25倍が可能であることと、レバレッジ25倍を掛けることは全く違う話です。

 

 

レバレッジ25倍の口座で、レバレッジ1倍の運用は可能です。

 

 

口座の最大レバレッジというのは器の大きさであるのに、その器にどれだけ食べ物を入れるのかということをなぜか考える人が多いです。

 

 

お菓子の詰め放題じゃないんですよ!

 

 

また、儲かることを前提にレバレッジを掛けようと考えている人があまりに多すぎます。

 

 

だから、レバレッジ数百倍で取引できる海外FXにつられる人が多いのでしょう。

 

 

そして、数百倍のレバレッジを掛けてトレードをしてあっという間に資金を溶かす・・・

 

 

馬鹿としか言いようがありません。

 

 

FXはリスクを前提にトレードをしなければなりません。

 

 

リスクを前提に考えれば、レバレッジは2~3倍ぐらいになるはずです。

 

 

慎重な人はもっとレバレッジを抑えているでしょう。

 

 

FXで勝てない人は、レバレッジについて一度真剣に考えてみてください。