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FXのロット数(ポジションサイズ)の計算方法


今回はFXの通貨ペアのロット数(ポジションサイズ)の計算方法について解説します。

 

 

「円」を含む通貨ペアと「円」を含まない通貨ペアでは計算が違いますので、わけて説明していきます。

 

 

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(1)「円」を含む通貨ペアの場合

 

 

◎計算式

ロット数 = リスク許容 (金額) ÷ リスク許容 (値幅)

 

 

例題

通貨ペア:ポンド/円

証拠金:100 万円

リスク許容 (金額):1.5 % (15,000 円)

リスク許容 (値幅):1.5 円 (150pips)

 

解答

15,000 円 ÷ 1.5 円 = 10,000 通貨 (0.1 Lot)

 

決済通貨は「円」なので円貨計算は必要ありません。

 

10,000 通貨 (0.1 Lot)でエントリーして150pipsでロスカットすると15,000 円の損失にコントロールできます。

 

 

 

(2)「円」を含まない通貨ペアの場合

 

 

◎計算式

ロット数 = リスク許容 (金額) ÷ リスク許容 (値幅) ÷ 決済通貨の対円レート

 

 

例題

通貨ペア:ユーロ/オーストラリアドル

証拠金:100 万円

リスク許容 (金額):1.5 % (15,000 円)

リスク許容 (値幅):0.0150 オーストラリアドル (150pips)

オーストラリアドル/円:74.00円

 

解答

15,000 円 ÷ 0.0150 オーストラリアドル ÷ 74.00 円

= 約13,513 通貨  (約0.13513 Lot)

 

決済通貨は「オーストラリアドル」なので円貨計算にはオーストラリアドル/円のレートが必要です。

 

約13,513 通貨 (約0.13513 Lot)でエントリーして150pipsでロスカットするとだいたい15,000 円の損失にコントロールできます。

 

ただし、決済時に決済通貨である「オーストラリアドル/円」のレートが74.00 円とは限りません。

 

決済時のレートが74.00円から上下すれば損失金額は変わってきます。

 

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「円」を含む通貨ペアと「円」を含まない通貨ペアとでは、例題をみてもらった通り、同じ証拠金と同じリスク許容にもかかわらず、決済通貨が異なることでロット数 (ポジションサイズ)も異なってきます。

 

 

大事なポイントですので、覚えておいてください。

 

 

ロット数 (ポジションサイズ)の算出方法はトレードをする時の必須知識です。

 

 

エントリーする前に最大許容損失金額を決めておくことは大前提です。

 

 

リスク許容から逆算して適正なポジションサイズを知り、その範囲でエントリーすればリスクはコントロールできます。

 

 

自分の意思でトレードにさらすリスクを限定し、コントロールするのは非常に大切なことです。

 

 

自分の許容できる範囲で適正なロット数(ポジションサイズ)でエントリーすれば、ロスカットになったときに損失金額に驚くことはなくなるはずです。

 

 

エントリー中も含み益や含み損に余計な感情を抱くことがなく、相場と向きあうことができると思います。

 

 

エントリー中に精神が安定しないのは、リスクを許容できていない証拠です。

 

 

自分が許容できる身の丈にあったロット数(ポジションサイズ)でエントリーしましょう。

 

 

それがFXで勝つことにつながりますから。