
「過去のチャートデータの取得方法を教えて欲しい」というメールをいただきましたので、今回はMT4の過去のチャートデータ(ヒストリカルデータ)の取得方法を紹介したいと思います。
過去のチャートデータがあれば、自分の手法の検証がかなりできますので、是非やってみてください。
海外FX会社のFXDD、Alpariやデューカスコピージャパンなどから過去のチャートデータは取得できます。
今回は、FXDDの過去チャートデータ取得方法で説明していきます。
本当は実際に過去に配信された正確なティックデータを提供しているデューカスコピージャパンがいいのですが、ものすごい手間がかかるので、簡単にできるFXDDのほうが良いと思ったからです。
では、過去のチャートデータの取得手順を説明していきます。
①FXDDのサイトにアクセスする。
https://www.fxddtrading.com/bm/jp/resources/mt4-one-minute-data
②ダウンロードしたい通貨ペアを選択し、クリックする。
(ダウンロードは数分かかります。)

④データの取り込み先のMT4を開き、「ツール」⇒「オプション」をクリック
⑤「チャート」タブをクリックし、「ヒストリー内の最大バー数」と「チャートの最大バー数」に「9999999999999999」を入力してOKをクリック
⑥いったんMT4を閉じる。
⑦ダウンロードしたデータをMT4へ取り込む。
1、データの取り込み先のMT4を開き、ヒストリーセンターをクリックする
2、該当通貨ペアを選択する(今回はEURUSD)
該当通貨ペアの1分足をダブルクリックした後に「インポート」をクリック
3、参照をクリックする

4、該当ファイルをインポートする
ここまでで該当通貨ペア(ここではEURUSD)の過去の1分足データがMT4に取り込まれました。
これで終わりではなく、ここから5分足、15分足、30分足、1時間足、4時間足日足など各時間足のデータを生成していく作業を行います。
(例)5分足のデータを生成
①ファイル⇒オフラインチャートをクリック
②先ほど取りこんだ通貨ペア(ここではEURUSD)の1分足データを探してクリックし、「開く」をクリック
③1分足オフラインチャートが開いたのを確認した後に「ナビゲーター」をクリック。
続いて「スクリプト」をクリック。
「スクリプト」内の「PeriodConverter」をクリックしてチャートにドラッグ&ドロップをする。
④パラメーターの入力のタブをクリック
生成したい時間足の数字を入力して「OK」をクリック
補足:上記のパラメーターで日足を生成したい場合は「1440」と入力してください。
以上が過去データの取得方法です。
FXでなかなか勝てないという人はこの過去データ数年分を使って「自分が使おうとしている手法は本当に優位性があるのか?」を一度検証作業をして確認してみてはいかがでしょうか?
2019年5月26日追記
動画をとりました。