
私はブログの中で「資金管理」が一番重要だと書きました。
実際にトレードする時はめんどうですが、損切りまでの値幅や損切りする時の金額からExcelで計算してロット数を割り出してからエントリーしていました。
クロス円(EUR/JPY、GBP/JPY、AUD/JPYなど)は楽に計算できるのですが、
ドルストレート(EUR/USD、GBP/USD、AUD/USDなど)や
クロスユーロ(EUR/AUD、EUR/GBP、EUR/CADなど)や
クロスポンド(GBP/NZD、GBP/AUD、GBP/CHFなど)などは
少し計算が面倒なのと誤差が少し生じるのが、私は嫌でした。
それで、自分でMT4のインジケーターを作ろうと考えていた矢先、HTさんのブログで私が理想としていたものに出会えましたので紹介させていただきます。
http://htfx.blog.fc2.com/blog-entry-247.html#cm
無料で提供されていて、本当にありがたいです。
使い方は
「損失額を固定し、チャートから得られる受け入れるべき損切り値幅に合わせてロットを計算させる」
です。
以下はHTさんのサイトで説明されていることですが、図がないとわからない人もいると思い、書くことにします。
--------HTさんの計算機の使い方---------------
「HT_Calculator_V1.02.ex4」ファイルをダウンロードした後はMT4を起動してください。

ファイル ⇨ データフォルダを開く

MQL4を開く

Indicatorsを開く

このフォルダの中に「HT_Calculator_V1.02.ex4」をセットしてください。
セットが完了したらデータフォルダを閉じて一度MT4を終了させてください。
再度、MT4を起動させると表があらわれます。

上から
Risk:「金額」
Pips:「値幅」
Lot:「ロット数」
を示しています。

枠をダブルクリックし、選択状態(赤丸してある小さい□の点状態)にすると、表をドラッグで移動できます。

左端のチェックボックスが固定されている項目を示しています。
クリックすることで、固定項目を変更できます。
チェックされている項目の値は変化しなくなります。(固定)
チェックされていない項目の数値は、チャート上で直接編集可能です。
編集(入力を確定)することで、もう一つの固定されていない変数が、計算値に
置き換わります。
上の図ですと損失金額を「20,075円」として、損切りまでの値幅は「25pips」とするなら、ロット数は「0.71Lot」(71,000通貨)になります。

上の図ですと損失金額を「20,075円」として、損切りまでの値幅は「50pips」とするなら、ロット数は「0.36Lot」(36,000通貨)になります。
通貨ペアによりロット比率が違う場合があります。
希望する桁数と食い違う場合は、パラメーターの「ロット比率」を「0.1」や「10」等に変更して下さい。
計算値の小数点以下の桁数もパラメーターで変更可能です。
パラメーターは以下の手順で開いてください。

表示 ⇨ ナビゲーター

「HT_Calculator_V1.02」をダブルクリックする。

ここで、ロット比率や小数点の桁数設定の変更ができます。

上の図のように「Pips」項目がチェックされていない状態で、「Pips」という文字をクリックすると、2本の水平線が表示されます。
(もう一度「Pips」をクリックすると、水平線が消えます。)
この水平線をドラッグして上や下に移動させた時は、その時の2本の間隔の値幅が、表の「Pips」数値に反映されるので、Pips数を手入力しなくても済みます。

こんな感じですね~
「Pips」数値が「50」から「77.9」に自動的に変更されています。
「Lot」の数値も変更された「Pips」数値で計算されて「0.36」から「0.23」に変わっています。
他の機能としてはこの計算機はキーボードの「C」キーを押すことで、表の表示/非表示を切替えることができるようです。
以上です。
最初は念のためにMT4のデモ口座でいろいろ試してみるといいです。
非常にオススメですので、是非使ってみてください。
動画を撮りましたので、参考にどうぞ。