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仮想通貨の環境とビットコインの値動き(2018年~2019年前半)


今回は仮想通貨の環境とビットコインの値動きについて書いていきます。

 

 

英語圏で仮想通貨はcryptocurrency(クリプトカレンシー)と呼ばれており、この単語を日本語に直訳すると「暗号通貨」になります。

 

 

一方、日本では2014年にマウントゴックス事件が新聞やテレビなどのマスコミで「仮想通貨」「ビットコイン」の盗難事件として大きく報じられ、それ以来、仮想通貨は日本でよく知られた言葉となりました。

 

 

私もこの事件で「仮想通貨」という言葉を知りました。

 

 

仮想通貨という言葉が浸透してきている中で、2018年から日本の財務省のホームページなど公式な文書の中では、仮想通貨の代わりに「暗号資産」という名称が多く使われるようになりました。

 

 

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参照元:財務省ホームページ

20か国財務大臣・中央銀行総裁会議声明(仮訳)

(2018年3月19-20日 於:アルゼンチン・ブエノスアイレス)

https://www.mof.go.jp/international_policy/convention/g20/180320.htm

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今後、仮想通貨は国際的にも「資産」として扱われる方向になりそうです。

 

 

すでに日本当局の文書の中では「仮想通貨(暗号資産)」というカッコ付きの表記が多くなっています。

 

 

暗号資産は取引履歴が世界に公開されており、個人間での直接取引や自己所有することができる資産です。

 

 

現在金融危機にあるベネズエラやアルゼンチンではビットコインの取引が急増しました。

 

 

これは政府の発行する法定通貨の信用がなくなったことを意味します。

 

 

ハイパーインフレとまではいきませんが、100円で買えた野菜が千円や1万円になっているような状況です。

 

 

このような状況にとるときの手段は自国通貨を世界で一番信用のある「アメリカドル」にかえておくことだったのですが、ビットコインにかえる動きがでてきてしまっているのです。

 

 

先進国では景気対策として自国の通貨量や金利を調整していますが、仮想通貨が流通して本格的に使われだすと景気対策に支障がでてきます。

 

 

そうなると困るので日本の金融当局は仮想通貨を通貨の一種ではなく、資産として扱いたいのかもしれません。

 

 


仮想通貨の規制


仮想通貨取引の規制は、仮想通貨の自由な流通の可能性を狭めるようなネガティブな印象で受け取られがちです。

 

 

実際に最近までは、国内や海外で通貨規制の話題が出ると、そのたびにメジャーな仮想通貨の価格が下がりました。

 

 

ただそうはいっても安心して取引するには不正を防ぐために法律などのルール作りが欠かせません。

 

 

しかも仮想通貨の規制、枠組みがしっかりと固まれば大手銀行などの大きな資本を持つ有名企業が仮想通貨の利用に乗り出してくる可能性が高くなります。

 

 

ですから仮想通貨の規制の仕組みを世界各国共通で規制の仕組みをできるだけ早く作って仮想通貨への投資を促してほしいと私は思っています。

 

 


ビットコインの盗難事件とビットコインの相場


2019年5月に世界最大の仮想通貨取引所のバイナンスから不正に多くの顧客のパスワードを入手した何者かが、40億円以上に相当するビットコインを持ち出したというニュースがありました。

 

 

これまで仮想通貨が盗まれる事件が発生するとその直後に他の仮想通貨価格も下がることがほとんどでした。

 

 

参照元:zaif ビットコイン週足チャート( https://zaif.jp/chart_btc_jpy )

 

 

上のチャートはビットコインの2018年7月から2019年7月の週足チャートです。

 

 

2019年の2月は1ビットコインが40万円前後でしたが、5月に約90万円と倍以上に急上昇しており、先ほどのビットコイン盗難事件の後も価格は下がらず、その後も上昇し、6月26日には一時期150万円まで到達しました。

 

 

他の仮想通貨も価格を下げず、横ばいか上昇していました。

 

 

ネガティブなニュースがでても相場が上昇し続けたので、少なくとも2019年3月から6月までのビットコインは強気の相場だったと言えます。

 

 


アメリカの環境変化


日本では、2017年後半に仮想通貨取引所がテレビCMをバンバン流したので、多くの人が仮想通貨を知り、仮想通貨を購入する人が増えました。

 

 

一方、アメリカではようやく2019年5月からアメリカの有名投資会社がビットコイン投資のテレビCMを流し始めました。

 

 

よってこれからのアメリカではビットコインに興味を持つ人が急増することでしょう。

 

 

参照元:Google Trend ( https://trends.google.co.jp/ )

 

 

上の図はアメリカでの「ビットコイン」グーグル検索数の変化(2018年5月15日~2019年5月15日の期間)です。

 

 

ビットコインの価格が大きく動くと検索数も増えているようですので、両者の動きに相関性はあるといえるでしょう。

 

 

アメリカでテレビCM放映が始まったというニュースもビットコインの価格上昇に影響していると思われます。

 

 

これからのビットコインが楽しみになってきましたね。