
過去検証の大切さは以前述べましたが、今回はやり方について書いていきます。
過去検証についてはこちら
なお、MT4(メタトレーダー4)を使ったやり方ですので、そこはご了承ください。
OANDA Japanのデモ口座のMT4を例に説明します。
画像はクリックしていただくと、拡大表示します。
まずは、MT4を起動させます。
①ツール ⇒ オプションを選択します
②タブの「チャート」を選択します
③ヒストリー内のバーの最大数、チャート表示バーの最大数の欄に数字の 9 を入力可能な分だけ入力してOKをクリックします
④ヒストリー内のバーの最大数、チャート表示バーの最大数に変更できたか確認します
「2147483647」など桁数の多い数値になっていれば問題ありません
⑤ツール ⇒ ヒストリーセンター を選択します
⑥Forex をダブルクリックします
⑦過去検証したい通貨ペアを選択します
今回はGBPAUD(ポンドオーストラリアドル)にします
GBPAUDをダブルクリックします
⑧ここでは、過去検証に「日足」「4時間足」「1時間足」「5分足」を用いるものとします
まずは「5分足」のデータをダウンロードします
「5分足」をダブルクリックし、右側にデータが表示されることを確認します
確認できたらダウンロードをクリックします
※データが上手くダウンロードできないことがありますが、データが取得できるまで同じ操作を繰り返し行ってください。
下記のメッセージがでますが、OKをクリックしてください
⑨残りの「1時間足」「4時間足」「日足」については下記のメッセージがでますので、行う必要はありません(これは、一番短い5分足をすでにダウンロードしているためです)
⑩データのダウンロードが終わったら、GBPAUDの5分足チャートを表示させ、「Enterキー」を押してください。左下に枠が表示されるので、そこに「2017/01/01」と入力してください
⑪左側がちょうど2017年1月1日付近になっていることがわかります
ここまでが、設定の話です。
残念ながらデモ口座でも本口座でも過去のデータはそんなにないので、例えば、5年前からのデータで過去検証をしたい方は、FXDDのヒストリーデータからインポートするしかありません。
このやり方については、私がお勧めする
にもPDFで解説が載ってますし、検索すれば、解説サイトもけっこうあります。
MT4裁量トレード練習君プレミアムは過去検証やトレード練習には最適なツールですので購入することをオススメします。
練習君プレミアムについての記事はこちら
設定のやり方についてわからなければ、遠慮なく私にお問い合わせください。
解説のPDFを差し上げます。
過去検証をはじめたい月日時間を⑩のように指定してやるといちいちスクロールしなくて楽ですので、是非試してみてください。
過去検証のやり方ですが、⑪まで終わった後に、そこから「F12キー」を押すと一回押すごとにろうそく足が1本ずつ進んでいきますので、あなたが使われている手法、もしくは使おうと検討している手法を検証やエントリーの練習で試してみてください。
例えば、5分足で「F12キー」を押してろうそく足を1本ずつ進めていくことで、エントリーポイントを把握する練習にもなります。
また、負けたところをピックアップし、その時の上位足(1時間足、4時間足、日足)がどのような状態になっているのか(上昇トレンド?下降トレンド?レンジ?)を確認することで、負けやすいパターンなども把握できてくると思います。
FXは負けないようにするという心がまえが大事ですので、できるだけ負けパターンの検証から最初は取り組んでいってもらえたらと思います。
過去検証の記録の取り方についてはこちら
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2019年2月3日追記
動画を撮りましたので参考にどうぞ。