
今回はチャネルラインを引いてトレードしている人に便利なMT4のインジケーターを紹介したいと思います。
その前にチャネルラインについて知らない人のために簡単に解説しておきます。
チャネルラインとはトレンドラインの反対側に平行に引いた線のことです。
チャネルラインを使ってトレードしている人は、トレンドラインとチャネルラインの間を推移しながら、相場はトレンドを形成していくと考えています。

上昇トレンド中のトレンドラインは「サポートライン(支持線)」です。

下降トレンド中のトレンドラインは「レジスタンスライン(抵抗線)」です。
この前提条件が崩れたときは、トレンドの変化を暗示している可能性があるとチャネルラインを使っている人は推測します。

上の画像は上昇トレンド中のトレンドラインとチャネルラインを引いたものです。
ろうそく足がトレンドライン、この場合はサポートライン(支持線)になるわけですが、それを下に抜けてしまいました。
ここで上昇トレンドは一旦終了したかもしれないと推測できます。
ただし、ダマシである場合もあり、そのあとにまたトレンドラインとチャネルラインの間に戻ってくる時もあったりします。
トレンドラインとチャネルラインだけを使ったトレード手法は「トレンドラインでエントリー」して、「利食いはチャネルライン」が一般的です。
トレンドライン、チャネルラインだけでなく、フィルターとして水平線を加えると精度の高いトレードができるのではないでしょうか。
前置きが長くなりましたが、今回紹介するMT4用のチャネルライン自動表示インジケーターは名前の通りに自動でチャネルラインとトレンドラインを表示してくれるインジケーターです。
ダウンロードはこちらからおこなってください。
ダウンロードした後にMT4を開いてください。



SHI Channel.ex4を貼り付ける


SHI Channelをダブルクリックする

OKをクリックする
(パラメーターの設定の変更は必要ありません)
ここまで行うと各時間足でトレンドラインとチャネルラインが自動表示されます。
自動表示されるだけでなく、そこからある程度ろうそく足の本数が増えてくると自動で線を引き直してくれます。
15分足や5分足、1分足でトレードしている人にとっては非常にメリットがあるのではないかと思います。
ただし、4時間足や日足などの長期足ではこの自動で線を引き直してくれる機能が逆に作用する(引き直す必要がない)こともありますので、そこは注意が必要かと思います。
欠点もありますので、このインジケーター単独で使うのではなくさっきも述べたように水平線や移動平均線などと組み合わせて使うのが良いでしょう。
何かの参考になれば幸いです。
コメントをお書きください