· 

新興国通貨のトレード戦略


今回は、新興国通貨のトレード戦略について書いていきます。

 

 

新興国通貨というのは「今後の発展が期待できる国で流通している通貨」のことです。

 

 

発展途上のため高い成長性と収益性を期待できますが、通貨の取引量が少なく政治や社会情勢によって通貨が暴落することもけっこうあります。

 

 

 新興国通貨といわれているものは、

 

インド:インドルピー

ロシア:ルーブル

ブラジル:ブラジルレアル

ポーランド:ポーランドズロチ

メキシコ:メキシコペソ

トルコ:トルコリラ

南アフリカ共和国:南アフリカランド

 

などです。

 

 

私個人的には新興国通貨でトレードすることはオススメはしません。

 

 

なぜかというとテクニカル分析があまり効かないからです。

 

 

4時間足以下ではテクニカル分析でトレードしても結果はダメダメです。

 

 

ただ、日足・週足だけでトレードとなると少し話は変わってきます。

 

 

前述であげた新興国通貨全てで日足・週足でテクニカル分析が効くというわけではありませんが、日本のFX会社が盛んに買い煽りをしている「南アフリカランド」、「トルコリラ」に関しては日足・週足である程度テクニカル分析が効きます

 

 

ということで「南アフリカランド」「トルコリラ」のトレード戦略を述べていきます。

 

 

 まずは南アフリカランドです。

 

上記のチャートは2019年5月17日時点の南アフリカランド円の週足チャートです。

 

 

現状でのトレード戦略は週足の抵抗線のライン「7.073」付近での買い(ロング)狙いです。

 

 

「7.073」付近まで下降してきたからといって買うのではなく、日足で2本連続下ヒゲの長いろうそく足が発生したことを確認してから買います。

 

 

損切りラインは直近のろうそく足の下ヒゲよりちょっと下に設定します。

 

 

20~30pips以上の含み益になったら損切りラインを建値に引き上げます。

 

 

そしてそのまま損切りになるまでずっと放置です。

 

 

損切りになるまでの期間、スワップで稼ぎます。

 

 

基本、南アフリカランド円は売買益は狙いません。

 

 

なぜなら、EURUSDなどの主要通貨ペアのボラティリティ(価格変動)の10分の1ほどしか南アフリカランド円には値動きがないからです。

 

 

ただし、週足の直近高値付近まで価格が上昇した場合は利確をします。

 

 

週足の直近高値付近まで上昇すると一旦は下降することが多いからです。

 

 

スワップが惜しいのでずっとポジションを保有したいのはわかりますが、

そこは割り切って利確をし、次のチャンスを待ちます。

 

 

次にトルコリラです。

 

上記のチャートは2019年5月17日時点のトルコリラ円の週足チャートです。

 

 

現状でのトレード戦略は週足の抵抗線のライン「16.887」付近での買い(ロング)狙いです。

 

 

「16.887」付近まで下降してきたからといって買うのではなく、日足で2本連続下ヒゲの長いろうそく足が発生したことを確認してから買います。

 

 

損切りラインは直近のろうそく足の下ヒゲよりちょっと下に設定します。

 

 

20~30pips以上の含み益になったら損切りラインを建値に引き上げます。

 

 

そしてそのまま損切りになるまでずっと放置です。

 

 

損切りになるまでの期間、スワップで稼ぎます。

 

 

南アフリカランド円と同じようにトルコリラ円も売買益は狙いません。

 

 

南アフリカランド円と違ってトルコ円はそこそこボラティリティはあるのですが、政情が不安定すぎますので売買益を狙ったトレードは控えたほうが良いです。

 

 

ただし、南アフリカランド円と同様に週足の直近高値付近まで価格が上昇した場合は利確をします

 

 

 

理由は南アフリカランド円と同じで週足の直近高値付近まで上昇すると一旦は下降することが多いからです。

 

 

スワップポイントだけに関して言えば、実はトルコ円よりも「米ドルトルコ(USDTRY)」、南アフリカランド円よりも「米ドル南アフリカランド(USDZAR)」のほうが売りスワップがかなり大きいです。

 

 

 

引用元:OANDA Japan スワップ一覧表より一万通貨単位あたりの売スワップ

 

引用元:デューカスコピージャパンのスワップポイントカレンダーより

 

引用元:OANDA Japan スワップ一覧表より一万通貨単位あたりの売スワップ

 

 

OANDA Japanとデューカスコピージャパンのスワップ表を見る限り、一万通貨あたりの売りスワップがかなり大きいので「売りポジション」を保有しつづければ「おいしい」と思うかもしれません。

 

 

しかし、米ドルトルコリラも米ドル南アフリカランドもボラティリティが大きすぎるのです。

 

引用元:https://jp.investing.com/tools/forex-volatility-calculator

 

 

上の表は過去10週を平均した一日あたりどれくらいpipsが動いたかを表しています。

 

 

要するに一日あたりの平均ボラティリティを表しているのですが、「米ドルトルコリラ」も「米ドル南アフリカランド」もビットコインと同じぐらい価格変動がありますので、とてもじゃないですけどオススメはできません。

 

 

しかも円換算すると価格が高いので、多額の証拠金がないとポジションは持てません。

 

 

ですので、スワップポイントがいくら高いからといってもこれらの通貨ペアに手を出すべきではありません。

 

 

私なら価格が安くてそんなにボラティリティがない「南アフリカランド円」を選択して、100万通貨以上で買いポジションを持ちますね。

 

 

もちろん、先に述べたようにトレード戦略を守ることは必須ですが・・・