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お薦め本の紹介-デイトレード-


今日は、トレードにおけるお薦め本を紹介したいと思います。

 

本の名前は

 

マーケットで勝ち続けるための発想術

デイトレード

 オリバーぺレス/グレッグ・カプラ(著)

 

 

です。

 

 

この本はタイトルは「デイトレード」となっていますが、よく言われるトレード手法や売買テクニックについては書かれていません。

 

 

原著では書かれているのですが、本書ではカットされたようです。

 

 

ですから、これからトレードを学ぼうと考えている人や初心者の人が購入しても「金返せ」って言ってしまう本です(^^;

 

 

これから投資を学ぼうと思っている人は絶対に買わないでください。

 

 

非常に具体性を欠いた内容となっていますから。

 

 

では、どんな人にオススメかと言いますと

 

「ある程度トレードを経験していて、コツコツドカンを繰り返している人」

 

「トレードで失敗を重ねて、精神的にキツクなってしまっている人」

 

です。

 

 

内容の密度は濃いですが、特に重要な点だけを抽出するとすれば

 

①いかにして生き残るか

(トレードにおいては何よりも生き残ることが最優先であり最重要)

 

②チャートは全てを織り込む

(チャートは相場における人間の感情を写す鏡であり、トレーダーにとってチャートは地図ともいえる重要なツールであること、テクニカル分析が大事

 

③自分のトレードの「日記」をつけ、そこから共通の失敗点を探し出し、徹底的に排除すること

 

このあたりが著者の言わんとするところだと思います。

 

 

 

②と③は今では当たり前の習慣になっていますが、この2つを出来るようになって、相場において利益を出すことの出来る「スタート」に初めて立つことが出来るのだと当時は痛感させられました。

 

 

以前に「トレード日記を書こう」という記事を書きましたが、その理由がこの本の内容にあったわけです。

 

 

私はこの本が勧めているようにトレード日記をつけることによって、結局意識の持ち方が、かなり勝敗に影響を及ぼしていることがわかりました。

 

 

この本は、あるべき意識の持ち方を的確に指南してくれる、いい内容が詰まっています。

 

 

特に初心者が破滅に至らないために、デイトレードの本当の厳しさを教えてくれます。

 

 

単なる精神論しか書いていないという指摘もあるかもしれませんが、逆に単なる精神的なものこそがトレードで成果をあげるために必要なものだと思います。

 

 

チャートなどを用いたテクニカル分析も重要ですが、予想外なことが起きた時(しかもそれはしょっちゅう起きる)にどう振る舞うのか、それはもう精神論でしか通用しない世界です。

 

 

個人的にデイトレードはテクニカル分析力・精神力の2つそれぞれの力をかけ算して、勝つ確率を上げるものだと思いますので、精神力をむげにしてはテクニカル分析をいくら勉強しても勝つ確率を下げてしまいます。

 

 

今もしこの本の内容にピンとこなくても、後になって読み返すときっといい発見があると思います。

 

 

繰り返し読みつつ相場の場数を踏むほどに、書かれていることが身に響いてくるようになります。

 

 

読んで→トレードして→日記をつけて→読んで→反省して→トレードして…を私は繰り返しましたが、その度に小さないい気づきがあったのは確かです。

 

 

特に、本の中にある「バンドワゴン」「勝者は希望を売り、敗者は希望を買う」の2項目は恥ずかしながら最初あまりよくわからなかったし重要視もしませんでしたが、半年程経ってから本当に腹に落ちてその意味の深さと重要性を理解できるようになりました。

 

 

 

最初は面倒臭くても、この本がガイドしているようにトレード日誌を続けてみてください。

 

 

自分の愚かなトレードの痛みをほじくり返すのはほんと嫌なものですが、辛抱強く積み重ねることによって、悪影響を及ぼす自分の思考パターンが浮き彫りになり、トレード時にそれがクリアに思い出されるようになり、その悪影響思考パターンを少しずつ減らすことができます。

 

 

苦労して働いて得た自分の給料を使ってトレードするのですから、努力を惜しむものではないと思います。

 

 

この本を読むことで相場で利益を上げられるわけでは決してありません。

 

 

でも、相場で敗者にならないため、退場しないための教訓が書かれています。

 

 

 

何度読んでも忘れがちなことを思い出させてくれる良本です。

 

 

トレードを始める前にこの本を一読した時は、「大したこと書いてないし、みんな過大評価しているんじゃないの?」と思っていました。

 

 

でも、実際にトレードをやって半年から1年が過ぎて手法も固まってきたところで、連敗して迷いが生まれてきた時に読むとこの本に書いていることが本当に理解できました。

 

 

 

大きく負けばかりが続き、「自分は相場で利益をあげられないのか」と、打ちしがれていたときに、この本と巡りあいました。

 

 

トレードで悩んでいる方は一度読んでみてはいかがでしょうか。