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FXにおける単利と複利について


銀行の定期預金で単利や複利という言葉を聞きますが、FXにあてはめるとどうなるのかと思ったので書いていきます。

 

 

単利とは元本だけに利息がつくものです。

 

銀行の定期預金の年利を10%とすると100万円の定期預金なら10万円ですね。

 

 

この10万円が単利による利息というわけです。

 

 

この10万円は定期預金に回さずに利益として受け取ります。

 

 

1年後に110万円、2年後に120万円、3年後に130万円となっていきます。

 

 

FXの単利はどうかというと

 

 

5万円の証拠金でドル円(USD/JPY)で1万通貨を買ったとします。

 

 

その後にスワップポイント(スワップ金利)が5円ついたとします。

 

 

この5円が単利による利息になります。

 

 

こちらの利息もFXの運用には回さずにそのまま利益として受け取ります。

 

 

1日後に+5円、2日後に+10円、3日後に+15円となっていきます。

 

 

では、次に複利についてです。

 

 

 

複利とは元本についた利息も含めた金額に利息がつくものです。

 

 

銀行の定期預金を先ほどの単利の例と同じ条件で考えると最初の1年目は110万円と同じですが、2年目は110万円に対して金利がつくので、121万円となり、単利の時より1万円多くなります。

 

 

さらに3年目は121万円に対して金利がつくので、133万1000円となり、単利の時より3万1000円多くなります。

 

 

このように年数がたつほど、複利の方が単利より増えるスピードが早いことがわかります。

 

 

FXの場合は残念ながら、ポジションを保有しつづけても銀行の定期預金の複利のように増えることはありません。

 

 

つまり、通貨を買ってほったらかしでは複利運用はできないということです。

 

 

FXで複利運用するなら、スワップポイント(スワップ金利)を使って再投資しないとダメです。

 

 

再投資とは通貨を買ってその通貨が値上がりしたところで、一度決済して、スワップポイント(スワップ金利)で増えた分も含めて、通貨を買いなおすということです。

 

 

ただ、この方法は現実的ではありません。

 

 

通貨が下落しつづけている時は為替差損が大きく影響してくるからです。

 

 

 

スワップポイント(スワップ金利)をいくら積み重ねても一発の為替差損で吹っ飛ぶことなんてザラにあります。


スワップ金利ではなく、トレードで資金を増やそう


じゃあ、FXではどう増やしていくのか?

 

 

ということになりますが、月利3%で勝っている人の例をあげます。

 

 

スタートの運用資金を100万円とします。

 

 

最初の1か月目で103万円になりました。

 

 

2か月目は103万円の3%を利益に残しますから2か月目は106万900円となります。

 

 

これが1年後(12か月目)はどうなるかというと142万5757円となります。

 

 

2年後(24か月目)はスタート時の2倍の203万2780円となります。

 

 

これも複利運用の一つです。

 

 

FXにおいては、ほったらかしでスワップポイント(スワップ金利)を積み重ねていくよりも、トレードをして資金を増やす方が賢明だと思います。