
今回はFX用語その②です。
FX用語その①に続いて書いていきます。
※画像はクリックしていただくと、拡大表示します。
・移動平均線
全世界のトレーダーが圧倒的に使用しているテクニカル指標。
直近の一定期間の終値を足した値からその期間で割った平均値となります。
・パーフェクトオーダー
短期・中期・長期の移動平均線が順番に並んでいる状態を指す。
トレンドを判断する指標となります。
上昇トレンドのパーフェクトオーダーは上から短期⇒中期⇒長期の順で移動平均線が並ぶ。
下降トレンドのパーフェクトオーダーは上から長期⇒中期⇒短期の順で移動平均線が並ぶ。
・グランビルの法則
移動平均線を用いた売買のタイミングを判断する方法
・ボリンジャーバンド
移動平均線に統計学を加えて考案されたトレンド分析テクニカル指標。
±2σ内(下の図の青線3本の上と下の内側)にろうそく足が収まる確率は95%と言われている。
ボリンジャーバンドの関連記事はこちら
・RSI
直近の一定期間において終値ベースで上昇変動と下落変動のどちらの勢いが強いのか
計測しようとするテクニカル指標。
・ストキャスティクス
RSIの仲間。
・ダイバージェンス
トレンドの勢いが低下した時に現れるオシレーターとレートが逆行する現象。
トレンドの転換を予測することができるサインとして有効性の高い現象。
オシレーターはRSIやストキャスティクスがよく使われるようです。
・ヒドゥン・ダイバージェンス
ダイバージェンスの逆、つまりトレンドが継続するサイン。
・ADX
トレンドの方向性の強さを図るためのテクニカル指標
・フィボナッチリトレースメント
黄金比率。人間が美しいと感じる比率のこと。
サポート、レジスタンスになりやすいと言われています。
よく使うフィボナッチ比率は38.2%と61.8%です。
・フィボナッチエクスパンション
ダウ理論が崩れ、トレンド転換後にどこまで動くかを測る指標。
⇒FX フィボナッチリトレースメントとフィボナッチエクスパンションの使い方
〇ダウ理論
チャールズ・ヘンリーダウが提唱したマーケットの値動きに関する6つの理論
①平均は全ての事象を織り込む
市場価格はあらゆるファンダメンタルが反映されている
②トレンドには3種類ある
・主要トレンド:1~数年のサイクル
・二次トレンド:3週から3か月のサイクル
・小トレンド:3週間未満
③主要トレンドは3段階からなる
1、先行期:少数の投資家(ウォーレン・バフェットなど)が底値買い(高値売り)
2、追随期:追従型投資家が買い(売り)参入
3、利食い期:先行期の投資家が利確、一般投資家が買い(売り)参入
④平均は相互に確認されなければならない
複数の平均的指標(経済指標など)が存在する場合、同じサインが見られれば強気相場
⑤トレンドは出来高でも確認されなければならない
上昇トレンド:価格が上昇 ⇒ 出来高増加
価格が下落 ⇒ 出来高減少
下降トレンド:価格が下落 ⇒ 出来高増加
価格が上昇 ⇒ 出来高減少
⑥トレンドは明確な転換シグナルが発生するまで継続する
「直近高安値が切りあげる限り ⇒ 上昇トレンド継続」
「直近高安値が切りさげる限り ⇒ 下降トレンド継続」
ダウ理論の関連記事はこちら
今まで書いた用語は、人それぞれ使い方が違うので一般的に言われていることを書きました。
以下、追記です。
サポートライン、レジスタンスライン、トレンドラインなどについてはこちら
一目均衡表についてはこちら
ナンピン、両建てについてはこちら
窓開け、窓埋めについてはこちら
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