
今回はバイナリーオプションについて書いていきたいと思います。
バイナリーオプションとは「上がる」か「下がる」かを予想して当てるものです。

例えば、ドル円(USD/JPY)が現在105円として
1分後に「上がる」か「下がる」か予想し、
1分後に予想が当たれば、勝ちです。
判定時間は30秒、60秒、3分、5分、10分などいろいろ設定できるので、気が短い人は30秒後の予想でやるようです。
バイナリーオプション業者への規制
ちなみに現在の国内のバイナリーオプションのサービスを提供している会社では5分などの短い判定時間での取引を行うことはできません。
(海外のバイナリーオプションは現在でも短い判定時間で取引できます。)
2012年頃までは、短い判定時間での取引も行うことができましたが、
「ギャンブル性が高く、投資家のまぐれ当たりによる利益を願う気持ちをあおる」
ものとして行政上の指導が入ったことで、各社は自主規制を行いました。

2013年には関連法も整備され、金融庁の許可を得た会社だけバイナリーオプションのサービスを提供できることとなりました。
取引ルールも変わり、以下の3つに統一されました。
・1回の予想の判定時間は2分~2時間で設定する。
・ペイアウト金額が固定されていて、購入するオプションの金額が変動する(ペイアウト率が高い=購入代金が安いという事)
・単純な上げるか下がるかの取引は廃止となり、上がるか下がるか型の取引については、ヨーロピアンタイプのラダーオプション(目標レートが設定されており、そのレート以上になるか以下になるかを判断する)に統一された。
・権利放棄(途中清算)ができる。
ちょっとわけがわからないかと思いますが、要するに
判定時間が長いものほど、当たれば儲けがでて、
短い時間で当ててもほとんど儲からない仕組み
になっています。
でも、権利放棄(途中清算)ができるという点は顧客に良いサービスとなっていると思います。
予想が途中で違うと思ったら権利放棄(途中清算)することで損失を軽減できますし、権利放棄(途中清算)することで勝つこともありえますから。
海外のバイナリーオプションは勝率5割だと負けになる
海外のバイナリーオプションのペイアウト率は最大で1.8倍ぐらいのところがほとんどです。
例えば、10,000円賭けたら当たれば18,000円戻ってきます。
なぜ2倍の20,000円戻ってこないかというと、手数料として抜かれているからです。
10,000円賭けたケースだと20,000円ー18,000円=2,000円が業者の手数料となります。
10,000円賭けて18,000円戻ってくるということは、実質8,000円のプラスです。
リスクが10,000円でリターンが8,000円・・・厳しい戦いです(笑)
勝率6割で少しお金が増えて、5割ならお金が減ってしまいますね。
ペイアウト率がもう少し低ければ、勝率6割でもお金がへってしまうでしょう。

勝率4割でもお金が増える株やFXよりも難易度が高いです(;^_^A
手軽にできますが、株やFXよりも良い投資として考えることは私にはできないです。
FXについてはこちら
もし、バイナリーオプションやるなら海外は絶対にやりません。
損失がコントロールできる国内のバイナリーオプションを私は使います。
かなり、研究しないといけないと思いますが。。。
バイナリーオプションはやり方を考えれば、投資となりえるものだと思います。
ただ、バイナリーオプションは投資として考えても良いと思いますが、それよりも良い投資がありますよねって話です。