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FX の 取引の流れ ってどうなってるの?


今回は私たちがFX会社に注文を出したあと「どのような取引の流れになっているのか」を書いていきます。

 

 

普通はこのようにイメージされるかと思います。

 

 

顧客 ⇒ FX会社 ⇒ インターバンク(為替市場)

 

 

これを取引所取引と言います。

 

 

これともう一つ別の取引の流れがあります。

 

 

顧客 ⇒ FX会社

 

 

えっ、私たちの注文をインターバンク(為替市場)に流さないの?って思われるかもしれませんが、ちゃんと国に認められています。

 

 

これを店頭取引(相対取引)と言います。

 

 

日本のほとんどのFX会社が店頭取引(相対取引)の会社になります。

 

 

なぜ店頭取引の会社が多いのかは、理由がありまして後に説明しますね。

 

 

まず取引所取引のFX会社と店頭取引(相対取引)のFX会社の収益の上げ方の違いを説明します。

 

 

取引所取引のFX会社は買い取引時の為替レートに1銭上乗せしたり、売り取引時の為替レートに1銭上乗せするのですが、この1銭分(スプレッド)を顧客から徴収すること(手数料みたいなもの)で成り立ってます。

 

 

ちなみに取引所取引のFX会社の場合はスプレッドは固定ではなく、変動します。

 


スプレッド固定には理由がある


次に店頭取引のFX会社ですが、こちらはマリーとスプレッドで収益をあげています。

 

 

マリーというのは、例えば、私がドル円を112.1円で1万通貨買い注文したとします。

 

 

それと全く同じタイミングで、どこかの誰かがドル円を1万通貨売り注文したとします。

 

 

この場合、FX会社は二つの注文(買いと売り)を相殺することが可能です。

 

 

この行為を為替の世界では、マリーと呼びます。

 

 

マリーを行うことで両者の注文はなかったことになり、スプレッド分がFX会社の利益になります。

 

 

ですから、店頭取引のFX会社の場合はスプレッドは固定です。

 

 

市場に注文を流すわけではないので、固定にできるのです。

 

 

ノーリスクですが、取引人数や回数が多くないとこのビジネスは成り立たないので、店頭取引のFX会社は原則固定低スプレッドで新規顧客を獲得することに注力します。

 

 

ただし、全ての顧客の注文をマリーできるわけではないので、マリーできない分はインターバンク(為替市場)に流します。

 

 

これはこれでけっこう大変ですね。

 

 

ここまでの流れでわかると思いますが、スプレッドだけで会社を成り立たせようと思ったらかなりの資金力、顧客の数、取引回数が必要です。

 

 

日本のFX会社では、取引所取引でやっていくのは、規模からしてまだ難しいということです。

 

 

日本人はスプレッドにうるさいですし、FX会社は頑張っていると思います。

 

 

もちろん、一部で国内でも取引所取引をやっているFX会社もあります。

 


店頭取引のFX会社を利用することは問題ない


私個人としては、取引所取引だろうが、店頭取引だろうが、顧客に対して誠実に対応するなどしっかりしていてくれたらそれでいいと思ってます。

 

 

店頭取引はよくないと言われるかもしれませんが、低スプレッドで原則固定のサービスを打ち出してくれているので、トレードするものとしてありがたいのは間違いありません。

 

 

約定拒否やスリッページが多いのは勘弁ですが。。。

 

 

ただし、数十億、数百億円のレベルで取引するなら海外の取引所取引のFX会社を使わざるをえないです。

 

 

国内の相対取引のFX会社では処理できないからです。

 

 

いずれにしてもFXをするなら取引がどのような流れになっているのかを大まかでいいので、把握しておくことは大事ですね。