
FXって言葉は聞くけど、実際何なのか?と思っている人もいると思うので、書いていきます。
FXとは外国為替証拠金取引のことを指します。
外国為替証拠金取引とは外国為替取引と証拠金取引があわさった言葉です。
・外国為替取引
日本円とアメリカドルなど、異なった2つの通貨を転換する取引
・証拠金取引
証拠金を担保にその何倍もの金額を運用する取引
外国為替取引は、イメージとして銀行の外貨預金だと思ってください。
証拠金取引は、100万円を担保に2500万円分を運用する取引ができるものとイメージしてください。
そんな取引ができるのって思われるかもしれませんが、現在の日本では、
証拠金を担保に最大25倍までの金額を取引することができます。
よくレバレッジ25倍とか耳にすると思います。
この言葉は、小さな金額を預けて大きな金額を動かす原理を、小さな力で大きなものを持ち上げることができるてこ(レバレッジ)になぞらえて、『レバレッジ効果』といいますが、ここからきています。
要するにFXとは異なった2つの通貨を売買することにより為替差益(利益)を目指せるだけでなく、レバレッジをかけて為替レートの変動で儲けることが可能なものです。

一般的にFXがギャンブルだと言われているのは、このレバレッジで取引ができてしまうところだと思います。
株も信用取引というものがあってレバレッジ(証拠金の3倍まで取引が可能)で取引ができます。
FXのレバレッジについてですが、2007年のサブプライムショックや2008年のリーマンショックの時などは200倍~400倍で扱う業者が大半でしたが、個人顧客が多額の損失を被りました。
一番の原因としては、多額の含み損をかかえすぎていても顧客が決済しなかったためですが、やはり人間ですからそこはしょうがないです。
そこから法整備などが進められてレバレッジについては順次引き下げられて現在は25倍になりました。
また、含み損が大きくなりすぎた顧客に対しては強制決済(ロスカット)を行う仕組みをFX業者が導入し、一定の歯止めがきくようになりました。
株もそうですが、FXもしっかりとした戦略や根拠がなく取引をするとあっという間に資金がショートしますので、余剰資金でやることが大事です。
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